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本日はなぜインデックス投資がお勧めなのかについて記載していきます。
アクティブ投資との違いや、個別株との比較について紹介しながら、インデックス投資の優位性を紹介します。
インデックス投資とは
インデックス投資は特定の指数と連動した値動きを目指す投資方法です。
ここでいう指数とは、数多くの企業の株価の動きを見るための「株価指数」を示します。
日本株式の主要な株価指数は、日経平均株価(日経225、日経平均)、東証株価指数(TOPIX)で
米国株式の主要な株価指数は、NYダウ(ダウ平均株価)、S&P500指数、ナスダック総合指数です。
インデックス投資の優位性
インデックス投資の特徴は、上記指数に連動した値動きを目指す投資方法のため、
基本的には、画面に張り付きながら、値動きを注視する必要はなく、だれがやっても、同じ結果になり、
実行について特別な知識や経験も必要ありません。また主な投資対象指数は、株式、債券のため、
リスクも比較的低くインデックス投資の発行体も、名の知れた企業のため、
投資家保護の観点からも、安全性が高いのが特徴です。※NISAで買い付けできるのはほぼインデックス商品
インデックス投資の注意点
インデックス投資は投資初心者が始めやすく、リスクが少ないとはいえ、期待するリターンを得るためには、
ひとつとても重要な要素があります。。。。。。それは【時間】です。
インデックス投資でも、5年・10年の期間での積立では、元本割れのリスクもあり得ます。
運用途中で、リーマンショックや、新型ウイルスの万円などの影響で元本が大きく割れる時期もあり得ます。
インデックス投資で結果を出す(元本以上のリターンを得る)ためには、20年~30年の時間が掛かるということは
認識をしておくべきです。またより早く結果を出すためには、元本をしっかり入れることが重要です。
VSアクティブ投資とは
アクティブ投資とは、インデックスとは反対に、指数以上の結果を狙い、積極的にリスクも許容するのが特徴です。
指数超えを目指すため、運用成績によっては、インデックスよりリターンが大きくなる可能性があります。
一方で、リスクの幅も広がること、指数を超えるために、人的資本を投入するので、
運用コストがインデックス投資よりもかかることも特徴です。
VSアクティブ投資の勝率
インデックス投資とアクティブ投資について少しご理解頂けたところで、過去の勝率をみていきます。
今回はSPIVAレポート(世界中のアクティブ運用ファンドをインデックス・ベンチマークと比較)から
データを抽出してみていきます。
2022年通期において、全ての日本株式ファンドの3分の2以上(70%)がS&P 日本500指数を下回り、
国際株式ファンドを除き、残りの全ての分野において半数以上のファンドがそれぞれのベンチマークを下回りました。
※国際株式ファンドはベンチマークを58%が上回った。
つまり、指数以上の成果を出そうと運用した結果、指数以下のスコアだったことがわかりました。
最後に
インデックス投資が絶対ではありません。盲目的にとりあえずインデックス投資に入れておけばOK!これが最適解!
ではなく、アクティブ投資、個別株、FXなどのあらゆる投資方法を理解した上で、選択をすることが重要です。
仕組みや、市場の背景、投資の目的を理解した上で、自身にとってベストな選択をしていきましょう。
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