ご覧いただきありがとうございます。今回はファイナンシャルプランナー自身の家探しについてお話ししていきますがその中で気づいた事についても書いています。
マイホームを購入を検討しようと思ったきっかけ
いまは茨城県の田舎でこんな感じの賃貸に夫婦+子供1人で生活をしています。
+駐車場2台付きで66,000円なので、都心と比較するとかなり安いと思います。今のところ何不自由なく暮らしているし、どちらかというと賃貸派なので、マイホームについてはあまり考えていなかったのですが、子供が大きくなるにつれて手狭になってきたことや在宅勤務のため、同居家族が家にいる際にクライアントとミーティングが出来ないこと。この2つの理由から向こう3年間のうちにマイホームを購入しようという考えに変わりつつあります。
マイホームについては今の生活エリアよりは本心は茨城でも栄えているエリア(つくば・水戸)や東京が理想ですが、土地の価格や妻の実家が近いことを考慮すると現在住んでいる場所でも悪くないと思っています。
マイホーム購入についての無知に気付く
仕事の中でクライアントのライフプランを一緒に描いていく際に夢や目標、解決したい課題を聴きます。老若男女問わず多くの人が考えているゴール資金してあがってくるのが住宅購入についてです。住宅購入を考えている際には「収支状況」「資産状況」「勤務期間」「資産運用を取り入れた際の運用金額」などを整理し、クライアントにとって現実的な物件価格や無理のないローン金額を算出します。自分自身のキャッシュフロー表作成も「だいたいこのくらい物件価格でローンはこれくらいで毎月これくらいを何年で返済していくと資産もそこまで減らさずに老後はローンもなく大丈夫・・・みたいに作成することは難しくありません。
ですが本格的にマイホームを検討し始めると、マイホーム購入について考えることの何と多いこと!「一軒家なのか、マンションなのか(このエリアにはマンションはないですが・・・)」「一軒家であれば建売住宅なのか、注文住宅なのか」「建売住宅なら新築なのか、中古物件なのか」「注文住宅にするならメーカーはどこにするのか」「土地を探すのが先か、メーカーを探すのが先か」等々・・・クライアントが話す「住宅購入」について全然分かってないじゃん!ということに気が付きました。購入可能な物件価格、返済可能なローン金額、ローンの借り換えにおける家計への影響であればいまでも対応可能ですが、これから住宅購入を考えているクライアントに一歩進んだ情報を提供をするにはハウスメーカーの特徴や戸建て、マンションのメリットデメリット、不動産投資用の物件であれば周辺情報の収集などについても深掘りする必要があります。
気付き~無知であるならば知ろうとすること、イメージすること~
精神的、年齢的、体質的に現実的に難しい場合は置いておいて、例えばジムのトレーナーでダイエットをサポートしているのに太っているとか、ショッピングモールで実演販売している台に乗ってブルブルするだけで、瘦せられるマシーン?みたいな器具を紹介している人が太っているとか、投資を勧めているのにお金がないとか・・・自分自身で使っていないのに勧めてくる人があまり好きではありません。使っていない理由は人それぞれですし、色んな理由があるのも理解できますが、個人のスタンスとして自分でやっていないことはおすすめしたくない考えにもかかわらず住宅購入については全く無知でした。
住宅購入について無知だったのは、「今まで自分にとって必要としていなかったこと」だったので当然と言えば当然かもしれません。でも一歩進んだ「選ばれるファイナンシャルプランナーになる」ためには、自分にとって必要なものではなくてもクライアントにとって「どんな情報が貰えると聞けると嬉しいのかを想像すること」「クライアントにとって必要な情報ならば調べて提供することで喜んで貰えること」を今回のマイホーム購入を検討することから気が付きました。
コメント