子供のお小遣いについて

ご覧いただきありがとうございます。

今回はお子様のお小遣いについて記事にしております。

目次

子供のお小遣いについて

お小遣いについて、ほとんどの方が小さい頃に貰ったことがあるかと思います。

記憶を遡って、ぜひその時の事を思い出して見てください。

お小遣いって何となく毎月決まった日(1日とか10日とか?)に貰って、

何となく使っていませんでしたか?

お小遣いの意味について考える

最近読んだ「アメリカの高校生が学んでいるお金の教科書」という本では、

お小遣いは、「小さい頃からお金の使い方を学ばせるという目的がある」と書いてありました。

自分の親は当時そんな意識を持って、私にお小遣いをくれていたのでしょうか。(後日聞いてみよう)

憶測になりますが、恐らくそんな意識はなかったと思います。

恐らく、相場から、年相応の金額をくれていたのだと思います。

また貰っていた側の自分も、当時は「これでお金の使い方を学ぼう!」という意識は当然なかったし、

ましてや、このお小遣いを更に増やそうという考えは微塵もありませんでした。

お小遣いは子供にとっての給料

でもお小遣いってよく考えたら子供にとっては毎月の給料みたいなものではないでしょうか?

このお小遣い=子供にとっては、大切な給料という意識する事によって、

大人になった時にお金の使い方、貯め方、増やし方の意識に繋がるのではないでしょうか?

お小遣いの渡し方

お小遣いを渡す際に、多くの家庭ではおおよそこの2つのパターンで渡している事が多いのではないでしょうか

  1. 毎月決まった額を渡す定額給付型
  2. お手伝いや勉強を頑張ったら貰える成果報酬型

お小遣いの渡し方には、正解も不正解もありません。が、以前とあるテレビ番組で見た某アパレル関係の社長が

お子様に実践しているやり方が子供の金銭感覚、金銭教育にいい影響を与えると参考になりそうだったので、

ご紹介させていただきます。

それは「ゲーム式自己提案達成報酬型」です。(勝手に名付けてみました)

具体的な内容のポイントは2つ

ゲームのように楽しみながらお小遣いをもらう

お手伝いや勉強を頑張ったら、お小遣いがもらえるやり方は「お金を稼ぐ大変さを学ぶことが出来ますが

多くの家庭がこの成果報酬型を取り入れていることで、お金を貰うこと(稼ぐこと)=大変で辛いことという概念が

子供の頃から知らず知らずのうちに染み付いてしまっているのではないでしょうか

本来ならば、お金を貰うこと(稼ぐこと)=楽しいことである方がいいのではないでしょうか。

そこで楽しくお小遣いを貰う方法としては、例えば、

スーパーなどに買い物に行った時に、総額を推理して、一番金額が近い人が500円貰える

今日の円相場や、日経平均株価、数学や英語の問題を唐突に出して正解したら200円貰える

50m走や九九の掛け算などを毎月1回測定し、少しでも記録が更新出来たら200円貰える

などで、クイズ形式、チャレンジ方式で楽しみながら行うことで、お金を貰うことを楽しみながら、

いまの物価、市場状況、学習に対する興味を同時に持たせることもできるかもしれません。

自己提案達成報酬型

何かを達成した時にお小遣いがもらえるというやり方は、成果報酬型に似ていますが、

ここでのポイントは「自己提案」を子供にしてもらうことです。

お小遣い帳やネットにあるフォーマットでもなんでも構いません。勿論内容については親と子供双方で最終的に

検討、決定する必要はありますが、子供が自ら考えることで、

思考力や、発想力が養われ、大人になってからも生きる

「企画力、提案力、交渉力」が培われていくのではないでしょうか

お小遣いから「貯蓄」「投資」を学ぶ

「Why japanese people!!」で厚切りジェイソンさんは、3人のお子さんがいらっしゃるそうですが、

お小遣いを通して、投資というものを学んでほしいという考えのもと、

子供たちにお父さんにお小遣いの一部を預けた場合には、預けた金額に少しの利子をつけて、

一定期間後に戻してあげるということを行っているそうです。

例えば毎月お小遣い1000円の中から、500円をお父さんに預けると、

一定期間後に、利子20円がついて、520円に返ってくるといった形。

このお父さんに預けるという行為が、子供にとっては投資の位置付けになり、

お金を使わずに投資(お父さんに預ける)すると更にお金が増えるという感覚を、学ぶことができます。

非常に面白い取り組みではないでしょうか。

最後に

お小遣いの使い道は、本人の自由なので、親がそこに介入することは基本的にはするべきではないと思います。

ですが、時には無駄遣いをしているなと感じることもあるでしょう

その時は、「なんでその選択をしたのか」を一緒になって振り返ることが重要です。

2022年から高校の家庭科で金融教育が始まりますが、お金の教育は小さい頃から家庭で如何に取り組めるかが

その後の人生、価値観を左右するといっても過言ではありません。

ぜひ参考にしてみてはいかがでしょうか

私自身にも、2歳の子供がいます。きっといつかお小遣いを渡す日が来るときには、上記を自ら実践したいと思います。

また今現在家庭内の金銭教育、お金に関するご相談等でお悩みの方、相談、質問等ございましたら、お気軽にお問い合わせください。

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