投資用語これだけは覚えてほしいシリーズ②金融商品別特徴(リスクリターン)

ご覧いただきありがとうございます。

今回は前回のリスクとリターンの関係が理解できた所で、各金融商品の特徴とリスクリターンを見ていきましょう。

これを理解することで、次にお話しするポートフォリオ(資産配分)がより理解しやすくなります。

目次

これだけは覚えてほしいシリーズ② 金融商品別特徴とリスクリターン

まずは一覧にメリットデメリットとリターンリスクをまとめてみましたので、ご確認ください。

一番リターンもリスクも低いのが「現金」です。安全ではありますが、何も生みだしません。

生み出さないどころか、インフレの影響で、実質の現金の価値は低下しています。

最近の物価高は皆さん感じているので、ピンと来ない人は少ないかもしれませんが、小売物価統計調査によると、

2014年1月の即席めんの全国平均価格は「136円」で、2024年1月は「191円」です。

同じ1000円でも、昔は約7個買えていたものが、いまは約5個しか買えません。

逆に一番リターンの高いものは、「米国株」です。

リターンも高いですが、リターンとリスクは表裏一体なので、リスクも高めになっているのが特徴です。

これだけは覚えてほしいシリーズ② 分布図

リスクリターンの分布図が以下です。全ての商品が当てはまるわけではありませんし、

今後もこうなるとは限りませんが、2003年12月~の20年間のデータだと以下の通りです。

株式会社ウィンカム作成

基本的には、以前紹介したようにリスクリターンは表裏一体なので、この薄いブルーのラインにのっているものを

組み合わせていくことでリスクリターンをコントロールしていきます。

日本株は微妙なラインで、同じくらいのリターンを目指すなら、リスクが半分になる先進国債券も検討すべきですし

同じリターンを求めるならば、金も視野に検討すべきことがわかるかと思います。

これだけは覚えてほしいシリーズ② まとめ

ご覧いただきありがとうございました。次回はこの分布図を利用して、ポートフォリオ(資産配分)について

紹介していきます。ポートフォリオが投資成功の鍵といっても過言ではありません。

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