ご覧いただきありがとうございます。よくある質問シリーズ②では、これまで旧NISAで積立をしていた
方は、旧NISAを持ったままにすべき？それとも一度売却すべき？についてお話しします。
質問～今までのNISAはどうすればいいですか？解約？継続？
旧NISAで積立をしていたものが、運用益含め100万円ほどあります。新NISAに移すべきですか？
旧NISAで積立をしていましたが、新NISAでは商品変更もしたいのですがどうすればいいですか？
新しくNISAを開始した人は新NISAで買い付けを行えばいいでので、そっと閉じるボタンを押してください。笑
ですがこれをご覧頂いている方（今までNISAをやってきた方）は、どうすればいいのでしょうか？
多くの人が勘違いしているポイントは「旧NISAの残高が丸々新NISAに移行されるわけではない」ということ。
旧NISAの口座があれば同金融機関内に新NISAの口座が自動で作成され積立設定も自動で引き継がれますが、
旧NISA内の残高は新NISAの口座には移管されません。ではどうすればいいのでしょうか？
パターン①旧NISAをやめて、新NISAでスタートする
旧NISA口座ですでに保有している商品は、新NISA口座に自動的に移行されるわけではありません。
旧NISAをやめて、新NISAにまとめてスタートするケースがおすすめなのは、
このような方は新NISA口座に移行する場合には、旧NISA口座で一度売却の手続きをして現金化してから、
改めて新NISA口座で買付する必要があります。その際のポイントは、手元に置いておかずに現金化した後
うっかり忘れてしまわないようにすぐにその金額を新NISAのボーナス設定で一括購入しましょう。
パターン②旧NISAを解約せずに、新NISA口座を同時に持つ
旧NISA口座での買付は2023年で終了しましたが、非課税保有期間が終了するまで保有することが出来ます。
旧NISA口座を解約せずに新NISA口座を開設し、新規の買い付けを新NISAで行うこのケースがおすすめなのは
新NISAの非課税枠上限額は1800万円です。例えば旧NISAで200万円保有している場合には解約しないことで、
実質の非課税枠は旧NISA200万円＋新NISA1800万円で合計2000万円あることになります。
なので、旧NISA口座内で運用している商品が手数料・リスクリターンからみて割高でなければ
解約はせずに同時に持つことをおすすめしています。
まとめ
２つのパターンをご紹介しましたが、いかがだったでしょうか。
資産運用を取り入れることは、将来の自分や家族にとって非常に有効な手段です。
正しく理解して、自分の最適解を見つけながらうまく活用しましょう。お手伝いさせていただきます。
コメント