新NISAよくある質問シリーズ⑧は、お金の取り崩し方について20代・30代編の見解を上げていきます。
まだ積立をしている方が多いかもしれませんが、一方でお金が必要になる場面も多い世代だと思います。
積立をスタートするのと同時に、引き出しの考え方について見ていきましょう。
新NISAよくある質問シリーズ⑧ いつ引き出すのか
まずはいつもの通り結論から。「いつ引き出すのかは、いつでもOKです!」
自分で頑張って毎月積立を行いお金に働いてもらって得た利益なので、自分が好きな時に活用すればいいと思います。
新NISAよくある質問シリーズ⑧ 引き出しのパターン①目的に応じて
ですが、むやみやたらに「よっしゃ利益でてるわー!欲しかったあれ買おう!」と引き出していると、
せっかくの複利効果が薄れてしまいます。
もし積立を始めた時の目的(子供の教育資金・老後の資金・住宅資金の頭金)があればそれにかかる費用の時にだけ
引き出すなど日頃の生活費や娯楽に使わないというルールを事前に決めておくといいでしょう。
※かく言う私は以下記事で書いたように目的がないので、誘惑に負けないためにも目的があるとよいと思います。
新NISAよくある質問シリーズ⑧ 引き出しのパターン②出来れば取り崩さない
冒頭で「いつおろしてもいい!」と伝えましたが、それは感情の部分では、本当にそう思っています。
ですが、長期分散投資の観点・複利効果の力を考慮すると、15年~20年は引き出さない方がベストです。
20代・30代は人的資本から生み出せるお金が期待できるので、日々の生活費や娯楽費、近い将来起こりうる
大きなライフイベントの費用は基本的には毎月の収支でカバーしていくのがいいと思います。
もし仮に取り崩しが必要な状況が生じた場合は、積立を頑張りすぎているのか、予期せぬイベントが発生したのか、
予定していたイベントにかかる費用の見積りが甘かったのかなど原因が必ずあるはずです。
そのような取り崩しを避けるため、次に説明する投資を始める前の事前振り分けについて理解する必要があります。
新NISAよくある質問シリーズ⑧ 緊急予備資金・目的資金・長期資金に分ける
事前振り分けとは、「緊急予備資金・目的資金・長期資金」に分けてお金を管理する考え方です。
目的資金を確保しておくことで、近い将来のイベントに備え日常生活やライフイベントで予期せぬ事態が発生しても、
緊急予備資金で補填することで、長期資金を安心して運用に回すことができます。※詳細は下記記事参照
新NISAよくある質問シリーズ⑧ まとめ
お読みいただきありがとうございます。20代・30代は、ライフイベントが多く、また人生の岐路に立ち、様々な
決断をする世代でもあります。私自身も30代ですが、結婚・子育て・転職など様々なライフイベントを経験しました。
まだまだ先の長い人生をどう生きるのか。一度このタイミングで考えるものいいかもしれませんね
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