今回は実際に購入したあとは保有している投資信託をどのように管理していくのかについて
ネットやYouTubeには、「購入後は売買せずに基本的にほったらかしでOK!」等の情報が溢れていますが
私は実際にどうするのかについてご紹介させていただきます。
新NISA戦略④購入後どのようにコントロールしていくのか(結論)
結論から言うと、基本的には日々の値動きはチェックせずに、放置して、半年に1回リバランスを検討します。
リバランスとは、資産評価額を確認し、当初決めたポートフォリオの比率からずれていないか確認し、
ずれているようであれば、当初決めたポートフォリオの比率になるように調整する作業のことを指します。
新NISA戦略④購入後どのようにコントロールしていくのか(理論)
リバランスを行うことで、次の値動きに備えてある程度ブレ幅をコントロールしていくことができます。
リバランスのやり方としては、以下がスタンダードなやり方で、余剰資金がない場合には、これが有効的です。
①株式が値下がりし、債券が値上がりしたパターン⇒債券を売却して、下がっている株式を買い増す。
②株式が値上がりし、債券が値下がりしたパターン⇒株式を売却して、下がっている債券を買い増す。
ですが、私自身はこのやり方ではなく、よりシンプルに、「売却はせずに、足りない分を買い増す」予定です。
株式ファンド:債券ファンド=1:1=100万円:100万円でのポートフォリオでスタートした場合
半年後のリバランスの際に資産評価額が、以下のようになっていた場合
株式ファンド:債券ファンド=130万円:100万円になっていた場合には、債券を追加で30万円購入し、
株式ファンド:債券ファンド:130万円:130万円=1:1に戻るように調整する予定です。
新NISA戦略④購入後どのようにコントロールしていくのか(まとめ)
投資は始めた後が、実は一番重要で、このリバランスという作業は、手間がかかりますが、これが理解出来なければ、
投資を始めるべきではないとまで考えます。でも人間は感情のある生き物でAIではありません。
「株はここ最近ずっと上がっているから、まだまだ上がるだろう・・・よし!いまのタイミングで買い増そう!」とか
「債券ファンド調子悪いなーこれからも下がるかもしれないから、今のうちに売ってしまおうかなー」とか
こう考えるのが、自然な感情の動きです。ですが、リバランスという作業は感情は無視して、機械的に、ロジカルに
「上がっているものを売り、下がっているものを買う」という、感情とは反対の動きの作業です。
皆さん感情をコントロールして、機械的にリバランスを行う事はできますか?
(ぶっちゃけこんな説明をしつつ、リバランスの際は感情めちゃくちゃ出てきてしまうので、結構苦手です・・・)
リバランスや新NISAについて、疑問、ご不明な点がございましたら、ぜひお問い合わせください!
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