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7月に入りまだ梅雨明け宣言前というのに猛暑日が続いています。夏バテ対策しっかりしていきましょう。
さて今回も毎月月初の恒例となりつつあるNISAでの買い付け状況について報告します。
新NISA戦略⑫積み立て設定状況(7ヶ月目)
下記の設定は変えずに毎月30万円を定額で買い続けています。
夏バテ同様に積立投資息切れしていませんか?
当初決めた積立金額を守ってコツコツやっていくことが一番重要です。ですが、様々な内的要因(家族構成の変化や急病等)や外的要因(不景気によるボーナス低下・金利上昇等)において当初予定していた積立金額が難しい場合もあるでしょう。その際は無理はせずに積立設定にて金額を落としましょう。
ここで重要なのは「金額を落とすこと」です。決して「積立を止める」ことはしないで1万円でもいいので続けましょう。ランニングでも一回止まるとまた走り出すのはつらいです。少しでも前に進み続けることが何より大切です。
新NISA戦略⑫保有商品の評価損益と評価損益率について
評価損益、評価損益率はプラスで推移しています。
投資信託協会の「投資に関するWEB調査」(20代~60代:2024年1月22日~1月25日実施)のデータから気になるものを抜粋して紹介します。全文はこちらよりご覧ください。
投資をしている人の投資を辞めた理由の第1位は「投資するお金がなくなったから」はやむを得ないと思いますが、気になるのが第2位に「資産が減ってしまったから」第3位「資産ほとんど増えなかったから」がきています。
これと関連して「投資信託に100万円を投資して損失が出た場合に、どのくらいの金額までなら保有を継続しようと思いますか」という質問では全体の73%の人が「1万円~10万円」までは保有を継続するとのこと。裏を返せば「それ以上の損失が出ると保有を継続するのをやめる」とも捉えることできます。
ここ最近株式市場が好調なこともあり、依然としてプラスで推移していますが落ち込むタイミングは必ずきます。そのような局面において、このアンケート結果から推察するに一定数リテラシーの低い人達は市場から退場してしまうでしょう。非常に残念です。長期分散投資の意味をしっかりと理解した上で投資を始めることが何より重要です。
新NISA戦略⑫今後の投資への期待と現実
長期分散投資・リスクリターンを理解した上で、投資信託を活用した資産運用は将来のライフプランニングにおいては非常に重要だと思っています。私のクライアントには投資を始める前にこの部分のエデュケーションを必ず行い腹落ちした上で投資を開始しています。
ですが先ほどのアンケート内「今後の株式・投資信託への投資意向」に関しては、全世代6,225名の46.7%が今もなお「投資をするつもりはない」という結果が出ています。理由としては「いまの資産が減ってしまう」「投資に関するイメージが悪い」「何を選んだらいいかわからない」がTOP3にきています。
我々独立系FPが活用するチャンスは多い一方で、世間の認識も知っておく必要があります。
まとめ・余談
ご覧いただきありがとうございます。
「投資に関するWEB調査」を紹介しながら改めて長期分散投資の重要性をお伝えさせていただきました。
まだまだ金融リテラシーの伸びしろを感じる結果が出ていますが、実は昨年のポイントと比較すると少しずつですが、「投資」に関する考え方がプラスの方向に変わってきていることも事実です。※「今後の株式・投資信託への投資意向」に関して比べると「投資をするつもりはない」が今回調査(46.7%)前回調査(47.8%)=▲1.1%
まだまだ皆さんのお役に立てる伸びしろしかないと思っています。一人でも多くの方の正しい知識と豊かな未来を応援出来ればと思います。
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