ご覧いただきありがとうございます。今回は土地についてお話ししていきます。
土地の探し方や地方特有の苦労した点、そして決め手についてお話ししていきます。
※まだ契約前のため最終決定ではありません。
実際の購入予定地はこんな感じ
これまでの記事は下記関連記事をご覧ください。
実際に購入する予定地はこんな感じです。まだ完成前ですが分筆は済んでいる状況です。
土地探し ~どのエリアで探すか~
私が住む茨城県において、人気のあるエリアと言えば「守谷周辺・取手・つくば周辺・水戸・土浦」らへんです。実際に地価ランキングを見ても、上記エリアは上位にきています。
私が住む茨城県で人気のエリアと言えば、「守谷周辺・取手・つくば周辺・水戸・土浦」あたりです。実際、地価ランキングを見てもこれらのエリアは上位に入っています。
一方で鉾田は、決して便利な都市ではありません。最終決定する直前まで、「上記エリアでの集まりが多い」「茨城のクライアントが増えれば対面のミーティングも増える」「子供の進学や遊びに行くのに都会の方が便利」など、色々と考えました。
ですが仕事は主に在宅でオンライン対応が可能ですし、理想的な間取りが予算内で実現できること、妻の実家が近いことなど、ポジティブな要素も多いため、わざわざ地価の高いエリアに建てる必要はないと判断しました
FPの目!土地購入時にもライフプランは重要です。現在の資産状況はどうか?土地と建物を合わせた購入価格が、キャッシュフローやバランスシートに与える影響は?どのような人生を送りたいのか?(永住?老後は海外?転売も視野?)などを考える必要があります。
土地探し ~初動と苦労した点~
エリアが決まった後、次にどう土地を探すか。これがなかなか大変でした。皆さんならどうやって探しますか?
多くの方はまずネットで「〇〇市 土地」と検索するのではないでしょうか?私も「鉾田 土地」と検索しましたが、ほとんど情報がありませんでした。少しはあるものの良さそうな土地が見当たらず、ちらほら見かける空き地も売りに出ていない。そこでChatGPTに聞いてみました。
所有者が売却を希望していない
多くの田舎の土地は、代々家族で受け継がれてきたものであり、所有者が強い愛着を持っていることがあります。このため、たとえ使われていなくても、売却を望まないケースがよくあります。
土地の価値が低い
田舎の土地は都市部に比べて土地の需要が低いため、売却しても高い価格で取引されることは少ないです。このため、所有者が売却するメリットを感じず、あえて売りに出さない場合があります。
相続問題
相続が原因で土地の所有者が明確でない場合、売りに出せないことがあります。複数の相続人がいる場合、合意に時間がかかる、あるいは合意に至らないことがあるため、土地が売りに出されないことがあります。
売ることに関する知識や手続きが不十分
高齢の所有者が多い場合、土地の売却に関する情報や手続きの複雑さが原因で、売却が進まないことがあります。特に田舎では不動産業者との接点が少なく、売却のプロセスを理解していないケースもあります。
土地の利用が限定されている
農地や保護区に指定されている土地は、簡単に売却できない場合があります。土地の利用に関して法律や規制が厳しく、売買の対象になりにくいことがあります。
地元コミュニティの圧力!!!!!
小さなコミュニティでは、土地を売ることで他の人に迷惑がかかると考える人もいます。外部の人に土地を売ることに対して、地域社会の一部から反対されることもあるかもしれません。
土地探し ~他の方法を検討開始~
「空き地なんてそこらじゅうにあるし、ネット検索すればすぐ見つかる」なんて考えは、木端微塵に・・・
じゃどうするか?次に考えられる方法はこんな感じ
- 登記を調べて、所有者に直接交渉する。
- 地元の不動産屋さんに相談する
- 建築予定のハウスメーカーに探してもらう
- 行政の空き家バンクを調べる(土地建物セット)
直接交渉するには法務局で登記簿謄本(登記事項証明書)を取得したり、市区町村の固定資産課税台帳を確認することで所有者を割り出したり、近所の人に直接聞いてみる方法があります。時間も労力も費用もかかるので、よっぽど気に入った土地ならばありかもしれませんが、私はやりませんでした。地元の不動産屋は、あまり期待していませんでしたが、侮るなかれ。私自身は地元の不動産屋に紹介してもらった区画整理前の場所を教えてもらい購入することができました。ハウスメーカーに探してもらうのもありだと思いますし、頼んでいないので、真相はわかりません。エリアによっては空き家バンクもありだと思います。鉾田市は調べた段階では0件でしたが、隣の行方市は数件登録があり、結構すぐ売れてしまいます。建物もセットになり中古にはなりますが、割安で購入可能ですし、場合によってはフルリフォームするのもいいと思います。
FPの目! 公開されている情報は「既に売買可能な土地」=「既に造成が完了し申請済みな土地」です。いい土地を早く抑えるには、「情報公開前の土地」を抑える必要があります。そこで強力なのが、地元の不動産屋です。地域との繋がりが強いので、今後造成する予定の土地の情報をいち早く掴んでいたり、ネットには未公開(地元コミュニティの圧力で公開していない)の情報も持っているので結構ありです!
土地探し ~購入の決め手はいかに~
この土地に決めた決め手(メリット)は
- 妻の実家から近い(車で10分くらい)
- スーパーも近い(車で5分)
- 高台に立地し、崖崩れや土砂災害警戒区域ではない
- 大通りから一本中に入るので、家の目の前を大型トラックが通らない。
- スクールバスの乗り場がすぐ近くで送り迎えが楽
反対にデメリットは
- 家の周りが畑なので、作付していない時期は砂埃がくる
- 駅から遠い(徒歩…1時間)歩けない
- 自然豊か=虫のパラダイス
- 今後土地の価値が上がることは皆無
FPの目! 土地についてはハウスメーカー選びより重要です。土地周辺の環境を理解して納得した上で購入しましょう。また土地の形や周辺施設などの目に見えることだけでなく、「目に見えないリスク」(ご近所さん、匂い、騒音、季節毎に発生する問題点、地盤、河川の氾濫等の自然災害)についても可能な限り情報を集めましょう。
まとめ
ご覧いただきありがとうございました。今回は土地探しの方法について実体験で話をしました。
今回自分で土地を探してみて、地域密着型の不動産業者に相談するのもおすすめです。
今後マイホームを購入する際には、私の実体験もご提供しつつ、ライフプランを作成し、場合によっては不動産に強いFPや信頼がおける不動産会社と連携してサポートさせて頂きますので、お問い合わせお待ちしております!
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