独立系FP家を買う⑦~住宅ローン本審査と会社員特権について~

ご覧いただきありがとうございます。

前回は土地の契約状況と仮審査について書きましたが、進展があったため続編を書いていきます。

本審査を進める中で感じたことは、「会社員ってすごい!」「土地の価値って本当に大事!」ということです。

では、詳しい内容に進みましょう!

目次

独立系FP家を買う⑦ 住宅ローンの進捗状況

まず、第一候補だった一条工務店提携のSBIローンですが、書類を揃えて提出したものの審査に落ちました!
一方で、PayPay銀行は一旦保留とし、新たにイオン銀行と三菱UFJ銀行に申し込み、本審査に進んでいます。現在、必要書類を揃えながら手続きを進めています。

これまでネット銀行や大手銀行を中心に検討してきましたが、現状では審査が厳しいと感じています(理由は後述します)。そのため、地方銀行(地銀)や信用金庫(信金)への申し込みも視野に入れることにしました。

独立系FP家を買う⑦ 落ちた理由と審査基準

SBIの審査が通らなかった理由は、金融機関から明確には教えてもらえません。ただし、担当者やFP業界の知人、銀行・不動産関係者に話を聞いたところ、いくつか理由が見えてきました。

①土地の価値が低い

FPの視点:金融機関は、土地や建物の担保価値を基準に融資額を決定します。
今回購入した土地は、ほぼ価値のない土地(購入価格400万円)のため、担保評価額が低くなり、審査に影響を及ぼした可能性が高いです。

②親族経営企業に勤務している

FPの視点:私自身は「会社員」として働いていますが、親族経営のため審査が通常の会社員より厳しくなりました。
源泉徴収票や給与明細だけでなく、会社の決算書や勘定科目の詳細(3期分)の提出が求められました。
勤務先(ウィンカム)の決算状況に問題はありませんが、創業4期目ということもあり、勤続年数(3年以上が望ましい)や会社の経営状況、給与の安定性などを厳しくチェックされたと思われます。

独立系FP家を買う⑦ 対応策

金利の安さを重視し、大手銀行を中心に審査を進めてきましたが、審査基準が厳しい現状を踏まえ、以下の対応策を検討しています。

①地銀・信金で申し込む

FPの視点:大手金融機関に比べて、地銀やJAなどは、地元の土地や親族経営について寛容であり、審査が通りやすい傾向があります。イオン銀行も比較的審査が通りやすいとのこと。以降、大手が通らない場合、つくば銀行やJAバンクなどでも申し込む予定です。

②妻名義で借入を行い、連帯債務とする。

FPの視点:一般的に、夫名義で住宅ローンを借りるケースが多いですが、個人事業主や親族経営では審査が厳しいため、妻を「主債務者」にするのも有効です。妻が会社員であり、特に勤続年数が長い場合、金融機関から高く評価される可能性があります。連帯債務にすることで収入合算ができ、条件次第では税制優遇も受けられます。ただし、団信の適用範囲の制限や、万が一離婚した場合のトラブルのリスクは考慮しなければなりません。

独立系FP家を買う⑦ まとめ

最後までご覧いただきありがとうございました。

実際に自分で手続きを進めると、人に説明するのと、自分でやるのでは全然違うと実感しました。

また、企業に勤めている会社員の信用力の高さを改めて感じました。
「連帯債務」についても、知識としては知っていたものの、実際に活用するとなると改めてメリット・デメリットを整理し検討する必要がありました。

また、先週の日銀金融政策決定会合で金利が0.25%上昇しました。変動金利でローンを組んでいる方にとっては、今後の金利上昇に備える必要があります。
金利の上昇を見据え、既に借りられている方は、変動金利の借り換えや固定金利への切り替えも選択肢に入れるべきでしょう。

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