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今回は最近価値が上がり、1g10,000円を越えて最高値を更新した!と巷で話題になっている
金(ゴールド)での資産運用についてまとめます。
金(ゴールド)の特長
株式や債券のような「ペーパー資産」は発行体の情勢変化によっては、破綻したり、不況になれば
価値がなくなる可能性があります。
一方、金は世界共通の価値があり、そのものに価値がある資産「実物資産」とよばれ、
ペーパー資産の価値が暴落するような局面では逆に値を上げやすいのが特徴であり、
市場も安定していることから、値動きに左右されずにインフレ対策ができることがメリットです。
ですが、株式や債券にある配当や利息というものはないですし、金はドルで取引されるので、
円安円高などの為替変動リスクを避けることは出来ません。
金(ゴールド)の平均利回りとブレ幅
次に、金のこれまでの値動きと、投資における平均利回りとリスクについてみていきます。
下図は、金の1979年~2023年の金の値動きです。緩やかではありますが、右肩上がりに推移し
直近では過去最高値を出しています。
次に、30年間金(ゴールド)を保有していた場合の平均利回りとリスクをみていきます。
金(ゴールド)を単体で30年間保有していた場合平均リターン9.9%リスク16.1% という結果でした。
平均的な基本のポートフォリオの利回りが4%~5%リスクが10.8%に対して
リターン9.9%は優秀なスコアかもしれませんが、リスク16.1は少し気になるところです。
まとめ
金(ゴールド)を資産運用に取り入れることは、有効的な手段だとは思います。
ですが投資の基本は分散投資ですので、株式(外国・国内)や債券(外国・国内)などにも分散投資を行ったうえで、
金を組み入れることを検討してみてはいかがでしょうか。
また純金積立等も手段としてありますが、手数料や運用報酬などかかる費用については、事前に調べておきましょう。
最後までご覧いただきありがとうございます。
知り合いのFPも、個人で運用している
ポートフォリオには金を組み込んでいる方も
いらっしゃいます。
一時の流行り左右されず、よく調べて、
分からなければ専門家に聞くなどしましょう
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