ご覧いただきありがとうございます。
2024年11月、最後に残っていたCFPの「金融」試験が終了しました。自己採点では合格していると思われるので、
忘れないうちに「CFP合格への道」シリーズを書いていきたいと思います。
CFP合格への道 ①CFP合格状況
2022年9月にAFP認定を受け、その後2023年からCFPへの挑戦が始まりました。
合格への道 ②どの科目から? 6科目一発合格・複数受験・単発受験
CFP試験に向けてまず話題に上がるのは、「どの科目から受けるか?」「どう組み合わせるか?」です。中には、私の母のように6科目を一発で合格する方もいますが、これは非常に難易度が高いため、基本的にはコツコツと受験する戦略が現実的でしょう。努力次第では実現不可能ではありませんが、、、
母のように6科目一発合格をしている人も中にはいますが、化け物だと思いますので、基本的にはコツコツ作戦。
よく聞くのは、「全科目に関連するタックスは先に学ぶべき」「金融は最難関なので、不動産やライフと同時受験するのは避けるべき」といった意見です。これらは確かに納得できるものですが、まず考慮すべきことが2つあります。
1つ目は、いつまでに合格したいのか?または、合格しなければならないのか?
時間に余裕があり、2~3年かけて合格する計画であれば、一つずつ着実にクリアする方法も良いでしょう。一方、独立系FPとして早めに資格を取得したい場合は、6科目一気に受験することも選択肢です。
また、ご自身のライフスタイルによっても戦略は異なります。夜間や土日しか勉強時間が取れない方、育児中で仕事復帰前に資格を取得しておきたい方など、様々なケースが考えられます。無理して体調を崩したり、他のことが疎かになってもいけないので、自分の状況を加味して無理のない目標をもとに計画を立てましょう。
2つ目は、「自分に強みのある科目はあるか?」です。
まずはFP協会のホームページで6科目の過去問を確認しましょう。敵を知ることも大切です。
例えば、金融機関や証券会社での勤務経験がある場合、金融分野で優位に立てるかもしれません。保険関連の知識があればリスク分野に強みを持てますし、不動産関連の知識があれば不動産分野でリードできるでしょう。ただし、CFP試験は非常に難しい試験であり、優位に立てるといってもほんのわずかな差と考えてください。
合格への道 ③私の作戦(反面教師として)
私の場合、当初は2科目ずつ3回で合格する計画を立てていました。しかし、持ち前のポジティブ精神で「精選過去問集と協会HPの過去問を一通り勉強したし大丈夫!」と、2023年1回目の試験で不動産、ライフ、タックス、リスクの4科目に一気に挑戦しましたが、結果は「リスク」のみ合格という散々なものでした。
2023年2回目の試験はリベンジを誓い、4科目同時受験の負担を避け、不動産を一旦見送り、相続、タックス、ライフの3科目に絞りました。その結果、「ライフ」と「タックス」は合格したものの、「相続」はあと1点で不合格。2回連続の不合格で苦手意識が芽生えました。
そして、2024年1回目の試験。母(社長)から「2024年中に合格しなければ減給」と言われ、震え上がりました。無理に3科目を同時受験して失敗するリスクを避け、苦手意識のある相続と不動産を1週間ずつに分けて受験しました。その結果、「不動産」と「相続」ともに合格することができました。
いよいよ最後の試験「金融」との戦いへ。12月17日の最終結果発表を待っていますが、模範解答で50問中32問正解。直近5回の平均ボーダーは26点なので、合格していると思われます。
結果論ですが、なるべく早く合格したい!!!と意気込んで複数科目受験したものの、最終的には2年(計4回)の試験で合格。当初から焦ることなく2科目×3回で割り切って絞って勉強した方がもしかするともっと早く合格できていたかもしれません。
まとめ
ご覧いただきありがとうございました。
全合格には2年かかりました。正直、他の方に比べて時間をかけて勉強できたにもかかわらず2年もかかってしまったことはあまり褒められた結果ではないかもしれません。しかし、何年かかっても挑戦し続ける限り終わりはありません。このシリーズがこれから受験される方々の励みや参考になれば幸いです。
次回は、各科目に費やした勉強時間や勉強方法について全て公開しますので、どうぞお楽しみに。
引き続き、個別相談も承っておりますのでお気軽にお問い合わせください。
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