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これまで独立系FPとして食べていけるか?や1日の様子、必要なツールについて書いてきました。
今回はフィーベースの独立系FPのかかる経費についてざっくり書いていきます。
フィーベースの独立系FPのかかる経費 ①賃料 ※費用感は様々
オフィスの形態として以下の3パターンで仕事をしているFPが多い印象です。
①自宅とは別にオフィスを構える
②シェアオフィスを利用する
③在宅で対応する。
①オフィスを構えるはコストが大きくなる点が最大のデメリットでしょう。メリットとしてはアクセスがいい場所は賃料は高くなりますがリアルでの面談も対応可能です。個人情報が聞こえ漏れるリスクも回避し、何より仕事のオンオフが切替られるのもいい点でしょう。
②シェアオフィスも人気です。
コストはオフィスより低価格で利用できますし、個室や防音性が高いシェアオフィスを利用すれば個人情報も保護できます。また面談の際は備え付けの会議室で対応も可能です。
コーヒーメーカーやコピー機なども利用でき、知り合いでもシェアオフィス利用のFPは多い印象です。
③在宅のパターンも多いです。
一人暮らしや2拠点生活のFP。家族同居でも防音対策バッチリなら可能です。私自身も在宅で仕事をしていますが、コストが低く抑えられるのがいい点です。面談もオンラインで対応可能ですし、通勤が必要ないので、時間を有効に使えます。
一方でデメリットも多く、リアル面談の際には会う場所がない事、防音性対策をしないとお客様との面談が漏れてしまうなど個人情報保護のリスクなどが挙げられます。
フィーベースの独立系FPのかかる経費 ②システム利用料 ※約1万~3万/月
昨日記事で紹介した必要なツールも利用すれば利用料がかかるものもあります。
私自身で考えるとHP利用料、ライフプランソフト、ポートフォリオ分析ツール、情報収集のための各種サブスクリプションサービスやセキュリティ対策ソフト、ExcelやPowerPointなどのツールやクラウドサービス、Zoom、TEAMSなどの利用料。また名刺作成のデザインやPowerPointのデザインをするサイトなどに費用が係っています。
年払いが多いですが、月々に換算すると、大体2万円~3万円程度でしょうか。
フィーベースの独立系FPのかかる経費 ③セミナー勉強会などの費用
FPのかかる経費として忘れてはいけないのがこのセミナーや勉強会などの費用です。
ファイナンシャルプランナーの倫理規定には、以下のようにファイナンシャル・プランニングについて常に専門知識、技能、能力の向上に努めなければならない。と記載があります。
新しい制度や、法改正、制度変更などがあった場合には最新の情報にアップデートしないといけません。そのためには自分での勉強はもちろんのこと、その分野に強い人のセミナーや勉強会に参加します。費用は無料のものもありますが、大体1回1000円~5000円程度でしょうか。
フィーベースの独立系FPのかかる経費 ④人脈、横のつながりなどの費用
独立系FPの多くは組織ではなく個人でのビジネスモデルなので結構孤独です。そこで重要なのが横のつながりです。
地元の青年会議所や商工会議所、また異業種交流会などで人脈やつながりを作っていくことも重要ですが、駆け出しの独立系FPにまず必要なのが、同じ独立系FPの人達と繋がりを持つことだと思います。
様々なFPに出会うことで、参考になるビジネスモデルや反面教師になるビジネスモデルを見ることができます。
また保険会社や金融機関であれば、クライアントの相談に対する答えは自社の商品に結びつけるでしょう。ですが、独立系FPは自社の商品をもっていないので、「それならこの商品!」というようなものがありません。そんな答えのない相談に面談を通じて、様々な視点からクライアントと一緒に考えて、その時一番ベストな答えをクライアントと一緒に探していくのが独立系FPの業務の真髄だと思います。
その上で、様々な視点から考えるためには、自分自身が多角的な視座を持っていなければ対応出来ません。ですが駆け出しの独立系FPは孤独です。守秘義務の観点から他のFPさんの面談に同席することも難しいでしょう。
そんな時に悩みやケーススタディができる同業のつながりは非常に重要です。怪しいグループもあるようなので、よく見極める必要があります。まずは見学に行くことをお勧めします。年会費の相場は大体1万円~3万円程度でしょう
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