新NISAよくある質問シリーズ⑦成長投資枠で、個別株やアクティブファンドを買いたいのですが、どうでしょうか?

ご覧いただきありがとうございます。本日は成長投資枠で個別株やアクティブファンドを買いたいなと

思っている方に向けて、考え方やわたしの意見についてまとめていきます。

目次

新NISAよくある質問シリーズ⑦ 個別株やアクティブファンドについて

結論から言うと、「個別株やアクティブファンドを買いたい!」という方は買ってもいいと思います。

業績が期待できる会社・応援したい企業・より高い運用成果を求めるのであれば、購入を検討するのもいいでしょう。

が、まず個別株やアクティブファンドの特徴についてしっかりと理解した上で判断をしてほしいと思います。

個別株:トヨタ自動車、ソフトバンクグループなどの証券取引所に上場している会社の株式のことをいいます。 

アクティブファンド:指標(日経平均やTOPIXなど)より高い成果を目指して運用するファンド

※参考インデックスファンド:指標(日経平均やTOPIXなど)に連動させて運用する。

新NISAよくある質問シリーズ⑦ 個別株の注意点

個別株は、企業をピンポイントで購入することができるので、上手くはまれば利益を大きく出すことができます。

ですが、一方で、例えばトヨタの株を購入する場合には、購入に必要な金額は300,100円+手数料が必要になります。

手持ちの予算が100万円あり、個別株を買う場合には、トヨタ・ソフトバンク・パナソニックなど3社~4社で

およそ100万円を全て使うことになります。分散投資の視点からみて、ホンダやNTT、日立の業績はどうでしょうか?

またソフトバンクやパナソニックに万が一不祥事や予期せぬ事態が発生したら株価はどうなるでしょうか?

このようなメリットデメリットをしっかり考慮して考える必要があります。

新NISAよくある質問シリーズ⑦ アクティブファンド

アクティブファンドは、より高い運用成果(リターン)を求めてファンドマネージャーが優良銘柄を厳選

構成しているファンドです。不調な銘柄を排除することで、より効率のいい成果を出すことを目指しています。

一方で、優良銘柄の厳選にあたり、調査費や人件費など諸費用がかかるため、手数料が高い傾向にあります。

アクティブファンドを選ぶ際には、リターンとコストがミスマッチしていないかなどを見極めることが重要です。

また「金融庁の資産運用業高度化プログレスレポート2023」では、アクティブファンドがインデックスファンドを

どのくらい上回ったのかについて公表しており、以下がそのデータです。

長期で運用をしていくとインデックスファンドの勝率が高いことがおわかり頂けると思います。

アクティブファンドが100個あるとすると、成績の一番良かった日本でも、33個の商品しかインデックスファンドに

勝っていない事実については理解しておく必要があります。

※ちなみに楽天証券で「インデックスを除く」で検索するとその数2141種類あります。勝って

そのうち33.3%(約706種類)を見極めて選ぶことができるかどうかで結果が大きく変わります。

新NISAよくある質問シリーズ⑦ まとめ

ご覧いただきありがとうございます。

個別株・アクティブファンドは絶対NG!ではありませんが、特徴・メリットデメリットを把握しましょう。

その上で個別株やアクティブファンドを始める場合には、例えばつみたて投資枠ではインデックス、

成長投資枠でインデックス×個別株など、リスク分散を考慮して始めてみてはいかがでしょうか?

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