これだけは覚えてほしい投資用語シリーズ⑦流動性について

ご覧いただきありがとうございます。

昨日の記事で個人のバランスシートについてお話ししましたが、今回はそのバランスシートにも関わる流動性について

お話ししていきます。様々な金融商品に投資をしていくうえで、この流動性は非常に重要ですので、ご一読ください。

目次

投資用語シリーズ⑦ 流動性とは

前回の記事で個人のバランスシートについて紹介し、資産の部、負債の部、純資産の部があると紹介しました。

個人のバランスシートでは、この3つでいいのですが、企業のバランスシート(貸借対照表)では

実はこの資産の部・負債の部の中は更に、流動と固定の2つに分かれています

企業における流動資産とは、通常の営業活動から生じる資産、または1年以内に換金が可能なもの

あるいは現金として今すぐ利用できる資産のことを指します。例としては現金・有価証券・商品等です

固定資産とは、1年以上の長期にわたって利用を予定している資産や、現金化までに時間がかかる資産です。

例としては、建物・構築物・土地などが挙げられます。

投資用語シリーズ⑦ 流動性を意識することがなぜ重要か

では個人のバランスシートにおいて、なぜ流動性が重要かというと、流動性が低いものばかりに投資をしていると

予期せぬ事態が発生し、現金がすぐに必要な時に対応がしにくくなるからです。

資産運用を始める前には、投資に回すお金と生活防衛費、目的資金に分けてから開始します。

その際に、ある程度の現金(生活防衛費・目的資金)を残しておけば、いざという時には対応できますが

人にとっては、ほぼ全て投資に回す人もいます。それ自体は全然いいと思いますし、私もその一人ですが、

その際の投資先が流動性が低いもの(不動産投資や賃貸経営、中途解約できない保険商品や金融商品等)ばかりに

投資をしていると、いざという時に現金化がしづらいので、投資をする際にはこの流動性も意識して、

一部は有価証券などの現金化しやすい金融商品にも投資するようにしましょう。

また近年度々話題にあがる仮想通貨についても、ビットコインなど需要と供給が高いものは流動性が高いですが

新興の仮想通貨などは、市場のニーズが低いと、換金できない可能性が高いので注意が必要です。

投資用語シリーズ⑦ まとめ

最後までご覧いただきありがとうございます。

多くの方は、新NISAを活用し、投資信託を購入されているケースが多いので、流動性については特段意識しなくても

大丈夫だと思いますが、不動産投資や仮想通貨に興味がある方は、一度バランスシートを作成し流動性についても

意識してみるといいかもしれません。

よかったらシェアしてね!
  • URLをコピーしました!
  • URLをコピーしました!

コメント

コメントする

CAPTCHA

目次